ありがとう
夫は5月で60歳になった。なぜか今頃になって「還暦パーティー」が、友人・知人たち数人の呼びかけで大分前から秘密裏に計画されていたようで、29日6時から、駅前のホテルに招待された。
もう何年も会っていない昔の社員たちや、仕事関連のお得意様や、お世話になっている先輩の方たち、業界の方たち・・遠くは一関や八戸からまで来て頂いて、申し訳なくもお祝いをしていただいた。こちらはつい最近になるまで「知らなかった」訳で・・参加者リストなどにこちらの希望などは言えず?・・・・とにかく最後まで「知らなかった」で通してしまおう・・と、なんとも不思議な気持で会場に出かけた。勝手に企画されてどうなることかと内心心配していたが、マイクを向けられた方たちは、まぁ、皆さんよく話が尽きずに、次から次へとお話しいただいて賑やかだった。一本締めでお開きになった後は、私も誘われて身近な人たちと二次会・三次会まで続いた。家に帰りついたのは真夜中の1時半を回っていた。
今回、この様な機会に考えたことは、何はともあれ、企画してくれる人たちがいて、そしてお忙しいのにいらしてくださる方たちがいて、何てありがたいことか・・ということ。たくさんの方たちに支えられながら、私たち二人は結婚以来、一度も入院や大病を経験することなく健康でここまで来られたことを感謝しなければならない。
60歳。節目の歳だ。私は考える。これまでの長い道のり・・。小さな会社だが32年目になっている、子供達、孫達・・母、そして私・・と責任ある対象はいくつもあり、夫はそのどれをも一生懸命守ってきたと思う。一生懸命やってきても、なかなか思うように行かなかったこともいっぱいあっただろうが・・とにかく頑張ってきたと思う。意識のリセットには還暦という節目はとてもいいものだろう。これからは少しずつ、肩に入れていた力をフェードアウトしてもらっても構わない・・(・・と・・私は思っている)。これからの10年から15年のことだろう。健康で、したいことが楽しく出来るのは・・・。まだまだ、現役からは離れられないだろうが、私の気持としては背負ってきた(軽いか重いか分らないが・・・)「荷」を少し、軽くしてあげたい気がする。○○の・・・という肩書きを抜きにした、個人としての時間、個人として立つ場を素敵なものにしていって欲しいと心から思う。
還暦のパーティーで夫は企画してくれた方たちから「感謝状」なるものをいただいた。私も何をあげるか考えた時に思いつくものは 『ありがとうの感謝の気持』しかない。ありがとう。
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