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ESPRIT MARY チョコレートの箱に

005 アクセサリーがいっぱい入っている。
夫からのプレゼントが多い。
はじめてもらったネックレス、大通りにあったS宝石店(老舗だったこのお店は今はもう無い)で買ってもらった小さなダイヤの婚約指輪、長男が生まれたときに記念に買ってもらった大きな誕生石ガーネットの指輪、その他にも付き合いで買わされた?と・・ダイヤとサファイア、半額だった・・と金のブレスレットやチェーン・・などなど。太くて長くて重い、金の鎖・・をもらった時はさすがに「これは私は出来ない。一生付けられないと思う」と言ったものだった。夫、応えて曰く、「何かの時には質草になるはずだ」と・・。そのチェーンは今年初めにイタリア行きが決まっていた時に、たまたま見た新聞に黒いセーターに太いネックレスをした女性の写真を見て、「短ければ身につけられる!」と思い立ち、近所にあるアクセサリー加工店に相談に行った。切ってしまうのはもったいないよ・・と言われてよくよく考えて、金具をチェーンの途中に付け替えてもらった。余った部分はそのままプラプラ・・目障りな時には後ろに回してしまえ・・・との思いだった。加工賃は確か2000円。「ここに金具を」と指定しただけだったので、簡単だったのだ。出来てきて以来、結構重宝して使った。ユニクロの800円の黒のタートルでもこれ一つつけると、ハッタリのようによそ行きにもなった。Photo 家にいる時の私はアクセサリーを身につけることはない。出かけるときだけチョコレートの箱を出してその時の気分で大抵は、指輪と、ネックレスと時計をつける。帰って来ると真っ先にまたチョコレートの箱を取り出して、仕舞う・・・この繰り返し。
今一番付ける機会が多いのは昔夫の友人達3人が連名で私にとプレゼントしてくれた金の短いネックレスと私が20年前15,000円で買ったTさんの手作りの指輪。歯科技工士さんだったTさんは金線細工がお得意で、彼女の作ったリングは楽に指に嵌められてかわいいと思った。ちょうど私が短い間、店に勤めていた頃だった、訪ねてこられて、私は彼女の作品をK店の店長に紹介することになった。後にも先にもそんなことは無いことで・・「いい」と思わなければそれもしなかったことだ。・・試しに置いてみましょう・・ということで彼女の作品は店のガラスケースに常時置かれることになり、その後しばらくして、彼女の作品が中央のジュエリー展で賞をもらい、新聞に大きく取り上げられた。その後は紹介した店で企画展を催してもらえるほどになっている。訪ねて行った企画展ではよく売れていた。「今あるのは眞理子さんのおかげです」とお礼を言われたっけ。チャンスは与えられたかもしれない・・・。彼女の指輪は飽きずにずーっとし続けている。そこが彼女の力だと思う。
ガッチリとハードなチョコレートの紙箱。中には1000円のビーズ細工のイヤリングから夫や私にとっては手が届くくらいまでの高価なジュエリーまで一緒くたに入っていて、毎日のように出したり仕舞ったりしている。これからも身にはつけるだろうが、もう増えることは無いだろう・・・。アクセサリーはもう要らない。今あるのだけで十分だ。休日などは、窮屈なものはつけない・・アクセサリーや、化粧や、下着さえも・・・つけない自分が 楽で 好きだ。

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