忙中 楽しみもあり
盛岡には昔からの呼び名の地名が今でも残っている。
材木町、鉈屋町、大工町、紺屋町、紙町など。
今日は葺手町(ふくでちょう)、肴町(さかなちょう)、生姜町(しょうがちょう)界隈を歩いた。
40年ぶりぐらいか・・?
高校生の時は何度かお汁粉やうどんを食べに友人達と寄った店、
食券をもらったのを機に、
生姜町にある「福富」さんというお店を訪ねて
入り口引き戸を開けて中に入ってみると、130年の歴史があるという時計が今も時を刻んでいるのが、真っ先に目に入った。
閉店は7時。6時過ぎに訪ねた時には女性店主さんは既に、店のことはお手伝いの女性に任せて、お友達と一杯楽しまれていて、
隣テーブルに席を取った私たちに昔のことなどいろいろ教えてくださった。
楽しいお話だった。
小上がりの畳敷きには、先客の男性が一人、私たちの会話に時折クックッと笑っている。長い年月、このお店はず~っとこの雰囲気でお客様を迎えてきたのだろう・・・。
「7時になるとこの時計、良い音で鳴りますよ・・」とのこと。
ならばぜひ聴いてみたいと・・・友人と田舎しる粉やワンタン麺を食べたほかに宇治抹茶金時練乳特製かき氷もお願いして 味わいながらその時を待った。
やがてゆったりと、いかにもこのお店にピッタリの
音と響きで時計が 7つ 時を告げた。
それではこれで・・・また来ます。
聴き終わって満足してお店を後にした。
もらった食券は出せなかった。次にまた行こう。その時に少したくさん注文して使うことにしよう。楽しみを繋いだ食券2枚があるのだから・・。温かい 夜だった。
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